記事キャッチ画像 4. 「Instaflash Pro Version: 1.1.2」ホワイトバランス、彩度、バイブ ランス、カラーEQ 機能! 

 600円の Pro バージョン は 全22機能 ありますが、今回は 機能 [09] 〜 [12] を説明します。 

 [09] ホワイトバランス 「色温度」と「色合い」を別々に調整
 [10] 彩度 上げると色が濃くなり、下げるとモノクロに近づく
 [11] バイブ ランス 「人の肌の色」を健康的な色に調整
 [12] カラーEQ 色相・彩度・明度の3つを、色相の基準となる6色+2色の8色ごとに それぞれ調整可能
HSV 色モデル」の超基本的な説明も載せました!


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  4. 「Instaflash Pro Version: 1.1.2」ホワイトバランス、彩度、バイブ ランス、カラーEQ 機能! 


 Instaflash Pro の使い方を(理解できた分だけでも)、【連載】レビューします!

  • ユニバーサルアプリ のため、画面が大きくて 加工結果(特に画像劣化)が判断しやすい iPad Air を利用しています。
  • 機能と操作方法も iPhoneiPad で同じですが、保存可能な写真サイズは(カメラの性能に準ずるのか) iPhone6s の方が大きいようです。
  • 撮影画像はすべて iPhone6s の「ProCamera」アプリで撮影した写真で、「マイフォトストリーム」経由で iPad に取り込んでいます。

【 Instaflash ProVersion: 1.1.2 の 22機能 】
太字の機能を当記事でご紹介!
 01 シャドウ
 02 ハイライト
 03 照明EQ
 04 EV値
 05 補助光
 06 柔らかな光
 07 コントラスト
 08 トーンEQ
 09 ホワイトバランス
 10 彩度
 11 バイブ ランス
 12 カラーEQ
 13 明暗別色補正
 14 シャープネス
 15 ノイズ除去
 16 明瞭度
 17 ビネット
 18 オートン
 19 フォーカス
 20 トリミングと回転
 21 スキンチューン
 22 カラースプラッシュ


各機能を試す前の画像は、下の「シャドウ100」かつ「ハイライト100」の状態!
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 HSV(色空間)の基本的な説明 
 色の表現方法として良く使われる RGB(色空間) は「原色の赤・緑・青の組み合わせ」で色を表現しますが、RGB の各要素を変化させた際に(テレビやディスプレイ表示は別として)「人間には色がどう変化するのかイメージしにくい」色モデルです。

 そのため、人間がイメージしやすい色モデルとして HSV(色空間) モデルが考案されました。
 色相Hue)・彩度Saturation)・明度Value)の3要素  で色を表現する方式となります。
明度を Brightness の略とした HSB 色モデルも同一モデルです。
(計算式にて、 RGBHSV 両モデルの相互変換が可能)

 色相Hue
赤・緑・青といった具体的な色を表す要素。
一回りで元の色に戻るため、0°〜360°の範囲で示すことが多いが、0〜100%に正規化表現の場合もあり。
0°が「赤」、60°が「黄」、120°が「緑」、180°が「シアン(水色)」、240°が「青」、300°が「マゼンタ(紫)」で、360°でまた「赤」に戻ります。

 彩度Saturation
「色相」で表した色の 濃度(鮮やかさ) を表す要素で、0%〜100%の範囲で表わされることが多いです。
100%が最も濃度が高く(鮮やか)で、0%に近づくほどモノクロに近づき、0%で灰色になります。
 「鮮やか」とは赤緑青の成分の差が大きいということであり、彩度が低下するということは成分の差が縮まることであり、0%で赤緑青が同じ値になる(=灰色になる)ということです。
 明度Value or Brightness
「色相」で表した色の 明度(明るさ) を表す要素で、0%〜100%の範囲で表わされることが多いです。
100%が最も明るく、0%に近づくほど暗くなり、0%で「真っ黒」になります。

 HSV色空間とは - PEKO STEP  が専門用語が少なく、とても判りやすいです!(引用もさせて頂きました)
ここで理解した後に、もう少し専門的なサイトを見ると良いでしょう。


 [09] ホワイトバランス 「色温度」と「色合い」を別々に調整 

ホワイトバランス 「色温度」と「色合い」を別々に増減して調整が可能。

「色温度」の調整で、いわゆる蛍光灯(昼光色)の青白い光、蛍光灯(昼白色)のナチュラルな光、太陽光、白熱電球(電球色)のオレンジがかった光を当てることができます。

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「色温度」をマイナス100 (青っぽくなる)

10
「色温度」をプラス100 (黄色っぽくなる)


「色合い」の調整で、下げると緑っぽくなり、上げると紫っぽくなる。
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「色合い」をマイナス100 (緑っぽくなる)

56
「色合い」をプラス100 (紫っぽくなる)


 [10] 彩度 上げると色が濃くなり、下げるとモノクロに近づく 

彩度  HSV 色モデル  の 「彩度(Saturation)」 そのものを増減可能です。

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「彩度」をマイナス100 (モノクロ写真になります)

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「彩度」をプラス100 (色が濃くなり、鮮やかになります)


 [11] バイブ ランス 「人の肌の色」を健康的な色に調整 

バイブ ランス 「人の肌の色」を健康的な色に調整する際に用います。
すでに彩度が十分な色は変更されず、それ以外の全ての彩度を上げます。
なお、肌の色を白く滑らかに調整する機能は、「 21 スキンチューン  」を参照ください!
(「スキンチューン」に加え、「バイブ ランス」の人物写真サンプルも掲載)

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「バイブ ランス」をプラス100 (自然な感じで、彩度が上がります)


 [12] カラーEQ 色相・彩度・明度の3つを、色相の基準となる6色+2色の8色ごとに それぞれ調整可能 

カラーEQ  HSV 色モデル の  色相Hue)・彩度Saturation)・明度Value)の3要素  を、色相の基準となる6色に「オレンジ色」と「青紫色」を加えた8色ごとに、それぞれ調整可能です。

これは凄い機能で、使い方によっては写真が劇的に変化しますが、画像劣化しやすいので注意が必要です!

色別に明るさを変えたり濃度を変えることができるため、注目させたい色だけを目立つようにし、その他の色をモノクロっぽくするようなことが可能となります。
また、「色相」を変えると基準の6色そのものが変更されるため、大幅に写真の色が変わります。

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「カラーEQ」の 色相調整で、「赤・オレンジ・緑」系の色の色相を変化させたサンプル



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// アタル
 

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