6. iPhone「ProCamera」カメラアプリで、マニュアル撮影!
(1) 筆者のマニュアル撮影時の設定 [1]
(2) マニュアルフォーカスの操作方法
(3) ISO感度、シャッタースピード、色温度、色合い のマニュアル調整
(1つ前のバージョンですが) PDFの日本語ユーザーマニュアルがダウンロード できるため、事前ダウンロードがオススメ!
主要機能は全て説明されていますよ。
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6. iPhone「ProCamera」カメラアプリで、マニュアル撮影!
iPhone6s で どこまで撮影可能か、【連載】レビュー…
有料の iOS 「ProCamera」 カメラアプリ [2]
上記が、筆者の「コントロールパネル」設定状態。(白色のアイコンは設定オフ)
左下の「設定」アイコンのタップで、詳細設定メニューを表示!
【以下を追記…】
真ん中の段の一番左側「ISO&シャッター」アイコンを何度かタップすることにより、「 SIモード 」に入れます。
(アイコン内の「M」の文字が、「SI」に切り替わる)
上記の設定では「ISO&シャッター」アイコンが「M」で緑色(マニュアルモード)になっています。
タップすると「白色(オートモード)」→「緑色(M・マニュアルモード)」→「緑色(SIモード)」と順に切替可能。
「 SIモード 」とは言わば 半自動モード (シャッタースピード優先 / ISO感度優先 機能)のことで、 ISO感度を変更すると シャッタースピードを自動調整し 、 逆に シャッタースピードを変更すると ISO感度を自動調整 してくれます。
「シャッタースピード優先 / ISO感度優先 機能」の先頭を1文字ずつ取って、 ProCamera では「 SIモード 」と名付けたようです。
慣れるまでは、「 SIモード 」を選択した方が良いかもしれません…
(1) 筆者のマニュアル撮影時の設定 [1]
詳細設定メニュー内の「フォーカスと露出」設定を変更し、「露出スライダ」のみでマニュアル露出(補正)、および マニュアルフォーカス を有効にします。
レンズ(ピント調整)位置 を常に表示しておくと、分かり易いと思います。
下記のように、マクロ(下、花のマーク)から無限大(上、山のマーク)までの範囲で現在のレンズ位置が示されます。
(2) マニュアルフォーカスの操作方法
タップした点で、まず オートフォーカス (縦スライダの動きが止まると、フォーカス完了)されます!フォーカス点を 押し続ける と、「フォーカスロック(小さな鍵マークが表示されます)」あるいは「ロック解除」されます。
縦スライダを指で上下に動かすことで マニュアルフォーカス に設定でき、そしてそのまま(指を上げずに)左右にスライドすれば、 フォーカスの微調整 も可能です。
試してみると、以外に簡単ですよ!
(3) ISO感度、シャッタースピード、色温度、色合い のマニュアル調整
「最上段の右から2つめの ISO感度 」アイコンをタップすると、 ISO感度 を 25 〜 2000 の間で変更可能です。( iPhone6s の場合 )
絞り( F値 )固定の iPhone の場合、「 ISO感度を2倍にすれば、シャッタースピードを最大2倍速く切れる原則 」は覚えておきましょう。
被写体ブレ・手ブレ対策でシャッタースピードを速くしたい場合、ISO感度を上げるとともにシャッタースピードも速くすれば良いことになりますね。
ただし、 ISO感度 を上げ過ぎると写真が荒くなるので注意が必要です。
(サンプルは、かなりの露出オーバー)
ISO 感度の最低値 25 を選んだ場合。
(サンプルは、少し露出アンダー)
「最上段の左から2つめの シャッタースピード 」アイコンをタップすると、 シャッタースピードを約1/12000 〜 1/3 の間で変更可能です。( iPhone6s の場合 )
ただし、 シャッタースピード を遅くし過ぎると、ブレないよう注意が必要になります。
(サンプルは、かなり露出オーバー)
なお、「ナイトモード」にモードを切り替えると、1/8s 1/4s 1/2s 1s のシャッタースピードも使用可能です。(iPhone6、6 Plus は 1s 選択不可)
最速シャッタースピード を選択した場合。
(サンプルは、かなり露出アンダー)
画面左下の「AWB」表示をタップすると、 色温度 (ケルビン表示)を変更できます。
基本的には、 白い物がより白く写るよう 調整します!
2000程度で「青白い照明」、3000程度で「普通の照明」、5000程度で「日光」…
ケルビン表示の右側の「xx T」表示(上記画面だと、 -11T )をタップすると、 色合い も変更可能。
「WB」アイコンをタップして オートホワイトバランス に戻すまで、変更した設定のままで利用できます。
なお、「AWB」表示を長押しすると、「反射率が18%〜25%のグレーカード」を利用して 色補正 が可能。
グレーカードが手元に無い時は道路のアスファルトを使用すれば良いそうですが、詳しい補正方法はPDFのユーザーマニュアルをお読みください。
「日光」程度の 色温度 に変更すると、かなり違いますね。
照明や天候の違いで AWB 調整結果は微妙に異なるので、色温度や色合いが変更できるのは良いことだと思います。
iPhone のカメラでも、ここまで設定できるものなのですね!
明日も iPhone 用「 ProCamera 」カメラアプリの詳細設定を説明する予定です!
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// アタル
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