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 5. iPhone のカメラをマニュアル調整で使い倒すなら、「ProCamera」カメラアプリ! 

 (1) 「ProCamera」アプリのオート撮影機能 

 (2) まずは、露出(補正)をマニュアル調整 

 (3) 「ヒストグラム」を利用してライトレベルを表示し、露出オーバー露出アンダーを確認 


(1つ前のバージョンですが) PDFの日本語ユーザーマニュアルがダウンロード できるため、事前ダウンロードがオススメ!

主要機能は全て説明されていますよ。

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 5. iPhone のカメラをマニュアル調整で使い倒すなら、「ProCamera」カメラアプリ! 


 iPhone6s で どこまで撮影可能か、【連載】レビュー…
 有料の iOS 「ProCamera」 カメラアプリ [1]

 (1) 「ProCamera」アプリのオート撮影機能 

20160130_102704000_iOS

上記画面が、「ProCamera」カメラアプリの オート撮影 時の画面例。
(スクリーンショットを撮ったら、撮影画像がピンぼけで申し訳ない)

タップすると「水色の正方形の フォーカス点」と「黄色の円の 露出(測光)点」が重なって表示され、別々に動かすことで フォーカス点 と 露出(測光)点 を指定可能。
(「黄色の円」は判り難いが、 "USA50252" と書かれた白いシールの下に表示されています)

もちろん、フォーカス点を動かすことで オートフォーカス が行われ、露出(測光)点を動かすことで測光され 適正露出 が行われます。

フォーカス点あるいは露出(測光)点を押し続けると、「ロック(小さな鍵マークが表示されます)」あるいは「ロック解除」されます。


20160130_070034000_iOS

露出(測光)点を示す「黄色の円」が判りづらいため、(露出補正スライダも表示していますが)上記写真を追加しました!


画面最上段の5つのアイコンは、左側から順に…
  • フラッシュ動作表示、および フラッシュ動作 変更
  • シャッタースピード表示、および シャッタースピード 変更
  • 露出値(EV値)表示、あるいは マニュアル露出補正
  • IOS 感度表示、および IOS 感度 変更
  • 「背面/前面」カメラの変更
その下の段・中央表示の ヒストグラム は、撮影範囲全体の露出状態を表示。

画面最下段の5つのアイコンは、左側から順に…
  • アプリ専用のライトボックス / iPhoneカメラロール へ、表示切替
  • 写真・ビデオ・HDR・ナイト・コードスキャナ等の モード切替
  • メインシャッターボタン
  • 補助シャッター設定
  • アプリ専用コントロールパネル表示(詳細設定画面切替を含む)
その上の「AWB」の文字は、自動(オート)ホワイトバランスを示し、タップすると色温度を変更可能。

20160130_102436000_iOS

初期状態の「オート撮影」状態は、上記画面のとおりに設定します。


20160130_102734000_iOS

↑ 撮影写真(1:1 サイズ選択時)

20160130_102826000_iOS

ライトボックス / カメラロール 表示では、撮影情報も表示可能。
iPhone6s は絞り(値)固定のため常に F / 2.2 、デジタルズームを使用しなければ 29mm レンズ表示となります。
残りの ISO感度・シャッタースピード、2つの要素で、適正露出を得ます
なお、GPS関連情報をOFFに設定しているため、表示されていません。

黄色の円」を先に動かして露出を決めた後に、「水色の正方形」を動かしてオートフォーカスを作動させ、シャッターを押しましょう。
人物の場合、「顔」にフォーカスすると良いそうですよ。


 (2) まずは、露出(補正)をマニュアル調整 

20160130_071240000_iOS

上記が、筆者の「コントロールパネル」設定状態。(白色のアイコンは設定オフ)

20160130_071506000_iOS

コントロールパネル左下の「設定」にて、「フォーカスと露出」項目を上記のように変更すると、マニュアル露出(補正)になります。
オートフォーカスのみ使用したい場合は、「手動フォーカス」もオフにしてください。

20160130_070715000_iOS

(「露出補正スライダ」が表示されていない場合は、画面最上部の5つのアイコンのうち「中央のアイコン」をタップしてください)

画面下部の「露出補正スライダ」にて、露出値(EV値)をマニュアル調整して 適正露出 にします。
適正露出に調整後、「水色の正方形」を動かしてピントを合わせ、シャッターを押します!

基準の「ZERO」EV値とは、自動露出値となります。
露出値(EV値)を上げると、まず ISO感度を上げて調整し、次にシャッタースピードで調整されるようです。
同様に露出値(EV値)を下げると、まず ISO感度を下げて調整し、次にシャッタースピードで調整されるようです。

ISO感度を上げ過ぎると撮影画像が荒くなるため、注意が必要です!

また、2メモリ分スライドすることを「+2EV」あるいは「2段上げる」と言います。
逆に、ー1メモリ分スライドすることを「ー1EV」あるいは「1段下げる」と言います。


 (3) 「ヒストグラム」を利用してライトレベルを表示し、露出オーバーと露出アンダーを確認 

コントロールパネルで「ヒストグラム」を表示すると、撮影画面全体の露出状態(全体のライトレベル)が判ります!

赤いバーや四角は露出オーバー(右側)露出アンダー(左側)を意味します。
バーが高ければ高いほど、四角の赤色が濃ければ濃いほど、より露出オーバーまたは露出アンダーといえます。

露出オーバー(右側)露出アンダー(左側)が表示されないようヒストグラム」を確認し、 適正露出 に調整しましょう。

20160130_070804000_iOS

上記は、「露出オーバー(過多)」状態。

20160130_070912000_iOS

上記は、「露出アンダー(不足)」状態。




明日も iPhone 用カメラアプリで、マニュアルフォーカス撮影も可能にした「 ProCamera 」アプリのレビューを行う予定です!



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// アタル
 

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