2. Aukey スマホ用カメラレンズ3点セット
「PL-A1」をレビューする! [1]
(1) 最低限、説明に必要な「カメラ用語」の超基礎知識
(2) 「10倍 マクロ(接写)レンズ」は、ピントを合わせた箇所以外 ボカせました
(3) iPhone のカメラは「絞り(値)は固定」なので、 iPhone6s だと全ての写真が「f / 2.2」と表示される
先に言っておきますが、明日も Aukey スマホ用カメラレンズ3点セット「PL-A1」をレビューする! [2] の予定です。
iPhone6s で どこまで撮影可能か、【連載】レビュー…
今後は記載が無ければ、「ProCamera」アプリで撮影した画像となります。
あとは、知らないカメラ用語が出てきた時に調べれば、大丈夫だと思います…
・シャッタースピード…シャッターを切るスピードで、光の通る穴を開け閉めする時間の長さ。
動きの速い被写体を取る際に被写体ブレを防ぐためには、通常シャッタースピードを上げます。(手ブレ対策としても有効)
・露出… CCD や フィルム などの撮影素子に光を当てることを露光、写真の明るさを露出と呼ぶ。
また、露出のために、明るさを測ることを 測光 と言います。
写真の明るさ(露出)を決める要素は、絞り(F値)、シャッタースピード、ISO感度 の3つです。
「適正露出」に調整すれば、暗い場所で撮影した場合も、明るい場所で撮影した場合も 適正な明るさの写真 に仕上げることが可能。
スマホを含め、デジタルカメラには 写真の明るさが適正となるように露出をコントロールする「自動露出(AE)」機能が付いています。
「適正露出」と比べ、明るすぎて 白飛び するような傾向を「露出オーバー」、暗すぎて 真っ黒 になるような傾向を「露出アンダー」と呼びます。
「露出補正」とは、カメラが設定した適正露出から、露出を変更し写真を明るくしたり暗くしたりすること。
露出値(露出の明るさを示す数値)には、「 EV (Exposure Value)」という値が使われます。 EV値 を上げれば明るくなり、下げれば暗くなります
1EV変化させることを「1段」と呼ぶようです。「+2段」とか「ー1段」といった感じで…
筆者もこの記事を書くまで、良く理解していませんでした(笑)
・絞り(F値)…カメラの中に光を通す穴の大きさのこと。
F値とは、絞りの大きさを表す数値で、F値が小さいと光を通す穴が大きく、F値が大きいと光を通す穴は小さくなります。つまり、どれだけ光を集められるかという値です。
よって、絞りを開放(F値をより小さく)すると、光がたくさん入るようになります。
うまく説明できませんが、光がたくさん入る代償としてピントの合う範囲は小さくなります。
この現象をうまく利用して、「背景ボケ」写真を撮影できるみたいですよ。
「背景ボケ」写真を撮るコツは、F値をより小さくし、望遠側で(ズームして)撮ることらしいです。
・ISO感度…ISO感度とは、撮影素子が光をとらえる能力を表す値のこと。
デジタルカメラになる前のフィルムカメラの時は ASA感度(アーサー) と言い、写真フィルムの感度そのものでした。
ISO感度を2倍にすると、撮影素子に当たる光の量が半分で「適正露出」になります。
ISO感度をISO100からISO200に上げると、同じ絞り値(F値)であれば2倍速いシャッタースピードで撮影が可能になります。
動きの速い被写体を撮るときやフラッシュを使わずに撮る場合、ISO感度を上げれば良いことになりますが、ノイズが増え写真にざらつきが発生するので、ISO感度を上げ過ぎないことが重要ですね。
・ホワイトバランス(WB)…白いものをより白に近い色に仕上げるために色温度を調整することで、デジカメでは自動調整が一般的です。
・HDR…前回説明しましたので、参照してください。
ご覧のとおり、「 10x マクロ(接写)レンズ」で、iPhoneでも「背景ボケ」写真が撮れました!
3cm位まで 被写体に 寄れるようです。
どうです、 iPhone で撮った写真に見えないでしょ?
「SCREEN」の文字にピントを合わせたのですが、文字の両端、手前、奥が良い感じにボケていますね。
一眼レフ や コンデジ でなくても、意図した写真 が撮れるものなのですね!
きっと、このマクロレンズは 今後の商品レビューの拡大写真 で大活躍することでしょう。
10x か 10X の表記は、撮影倍率が(面積比で) 10倍 という意味。
コンデジ の宣伝で「10倍ズームレンズ搭載」とかの 10倍 と同じ意味で、もちろん光学ズームレンズではありませんので、 10倍拡大の マクロレンズ となります。
マクロレンズのため、 数cmの距離でしか ピントを合わすことはできませんでした。
ちなみに、 iPhone のズーム機能はデジタルズームで、光学ズームではありません。
これだけでも、1,299円の価値はあるような気がしますね。
カメラレンズの詳細レビューは、明日までお待ちください。
絞り(値)固定ということは、残りの2つの要素、ISO値とシャッタースピードで露出が自動調整されるということになります。
よって、iPhone の場合は常に ISO値を2倍に変更した場合、2倍のシャッタースピードまで選択可能です。
デジタルカメラになる前のフィルムカメラの時は、「ISO値ごとの写真フィルム」が販売され、カメラをその数値に自動か手動で設定していました。
つまり、写真フィルムを交換しない限り ISO値を変更することができないため、「絞り値固定」状態では適正露出での撮影は難しそうです。
スマホ内臓のデジタルカメラの多くは、「絞り値固定」でも ISO値 とシャッタースピード を適切に調整することで適正露出を得る( EV値 を変更可能)と理解できたのが、2日間の学習の成果だったりします。
もちろん、コンデジ や デジタル一眼レフカメラ を含め、ちゃんとしたデジタルカメラは 絞り値(F値)も変更可能 ですが…
ちょっと脱線してしまいましたが、次回は ちゃんと スマホレンズのレビュー を行ないます!
ぜひ、右側の「人気ブログランキング」投票に ご協力ください。
また、お越しくださいませ。
// アタル
「PL-A1」をレビューする! [1]
(1) 最低限、説明に必要な「カメラ用語」の超基礎知識
(2) 「10倍 マクロ(接写)レンズ」は、ピントを合わせた箇所以外 ボカせました
(3) iPhone のカメラは「絞り(値)は固定」なので、 iPhone6s だと全ての写真が「f / 2.2」と表示される
先に言っておきますが、明日も Aukey スマホ用カメラレンズ3点セット「PL-A1」をレビューする! [2] の予定です。
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2. Aukey スマホ用カメラレンズ3点セット「PL-A1」をレビューする! [1]
iPhone6s で どこまで撮影可能か、【連載】レビュー…
今後は記載が無ければ、「ProCamera」アプリで撮影した画像となります。
(1) 最低限、説明に必要な「カメラ用語」の超基礎知識
私が知っている知識の全てのような気がしますが、デジタルカメラのサイト等を見てまとめました!あとは、知らないカメラ用語が出てきた時に調べれば、大丈夫だと思います…
・シャッタースピード…シャッターを切るスピードで、光の通る穴を開け閉めする時間の長さ。
動きの速い被写体を取る際に被写体ブレを防ぐためには、通常シャッタースピードを上げます。(手ブレ対策としても有効)
・露出… CCD や フィルム などの撮影素子に光を当てることを露光、写真の明るさを露出と呼ぶ。
また、露出のために、明るさを測ることを 測光 と言います。
写真の明るさ(露出)を決める要素は、絞り(F値)、シャッタースピード、ISO感度 の3つです。
「適正露出」に調整すれば、暗い場所で撮影した場合も、明るい場所で撮影した場合も 適正な明るさの写真 に仕上げることが可能。
スマホを含め、デジタルカメラには 写真の明るさが適正となるように露出をコントロールする「自動露出(AE)」機能が付いています。
「適正露出」と比べ、明るすぎて 白飛び するような傾向を「露出オーバー」、暗すぎて 真っ黒 になるような傾向を「露出アンダー」と呼びます。
「露出補正」とは、カメラが設定した適正露出から、露出を変更し写真を明るくしたり暗くしたりすること。
露出値(露出の明るさを示す数値)には、「 EV (Exposure Value)」という値が使われます。 EV値 を上げれば明るくなり、下げれば暗くなります
1EV変化させることを「1段」と呼ぶようです。「+2段」とか「ー1段」といった感じで…
筆者もこの記事を書くまで、良く理解していませんでした(笑)
・絞り(F値)…カメラの中に光を通す穴の大きさのこと。
F値とは、絞りの大きさを表す数値で、F値が小さいと光を通す穴が大きく、F値が大きいと光を通す穴は小さくなります。つまり、どれだけ光を集められるかという値です。
よって、絞りを開放(F値をより小さく)すると、光がたくさん入るようになります。
うまく説明できませんが、光がたくさん入る代償としてピントの合う範囲は小さくなります。
この現象をうまく利用して、「背景ボケ」写真を撮影できるみたいですよ。
「背景ボケ」写真を撮るコツは、F値をより小さくし、望遠側で(ズームして)撮ることらしいです。
・ISO感度…ISO感度とは、撮影素子が光をとらえる能力を表す値のこと。
デジタルカメラになる前のフィルムカメラの時は ASA感度(アーサー) と言い、写真フィルムの感度そのものでした。
ISO感度を2倍にすると、撮影素子に当たる光の量が半分で「適正露出」になります。
ISO感度をISO100からISO200に上げると、同じ絞り値(F値)であれば2倍速いシャッタースピードで撮影が可能になります。
動きの速い被写体を撮るときやフラッシュを使わずに撮る場合、ISO感度を上げれば良いことになりますが、ノイズが増え写真にざらつきが発生するので、ISO感度を上げ過ぎないことが重要ですね。
・ホワイトバランス(WB)…白いものをより白に近い色に仕上げるために色温度を調整することで、デジカメでは自動調整が一般的です。
・HDR…前回説明しましたので、参照してください。
(2) 「10倍 マクロ(接写)レンズ」は、ピントを合わせた箇所以外 ボカせました
ご覧のとおり、「 10x マクロ(接写)レンズ」で、iPhoneでも「背景ボケ」写真が撮れました!
3cm位まで 被写体に 寄れるようです。
どうです、 iPhone で撮った写真に見えないでしょ?
「SCREEN」の文字にピントを合わせたのですが、文字の両端、手前、奥が良い感じにボケていますね。
一眼レフ や コンデジ でなくても、意図した写真 が撮れるものなのですね!
きっと、このマクロレンズは 今後の商品レビューの拡大写真 で大活躍することでしょう。
10x か 10X の表記は、撮影倍率が(面積比で) 10倍 という意味。
コンデジ の宣伝で「10倍ズームレンズ搭載」とかの 10倍 と同じ意味で、もちろん光学ズームレンズではありませんので、 10倍拡大の マクロレンズ となります。
マクロレンズのため、 数cmの距離でしか ピントを合わすことはできませんでした。
ちなみに、 iPhone のズーム機能はデジタルズームで、光学ズームではありません。
これだけでも、1,299円の価値はあるような気がしますね。
カメラレンズの詳細レビューは、明日までお待ちください。
(3) iPhone のカメラは「絞り(値)は固定」なので、 iPhone6s だと全ての写真が「f / 2.2」と表示される
「f / 2.2」は、 絞り値(F値)が F2.2 を意味します。
絞り(値)固定ということは、残りの2つの要素、ISO値とシャッタースピードで露出が自動調整されるということになります。
よって、iPhone の場合は常に ISO値を2倍に変更した場合、2倍のシャッタースピードまで選択可能です。
デジタルカメラになる前のフィルムカメラの時は、「ISO値ごとの写真フィルム」が販売され、カメラをその数値に自動か手動で設定していました。
つまり、写真フィルムを交換しない限り ISO値を変更することができないため、「絞り値固定」状態では適正露出での撮影は難しそうです。
スマホ内臓のデジタルカメラの多くは、「絞り値固定」でも ISO値 とシャッタースピード を適切に調整することで適正露出を得る( EV値 を変更可能)と理解できたのが、2日間の学習の成果だったりします。
もちろん、コンデジ や デジタル一眼レフカメラ を含め、ちゃんとしたデジタルカメラは 絞り値(F値)も変更可能 ですが…
ちょっと脱線してしまいましたが、次回は ちゃんと スマホレンズのレビュー を行ないます!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ぜひ、右側の「人気ブログランキング」投票に ご協力ください。
また、お越しくださいませ。
// アタル
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