記事キャッチ画像
 (40) セルの挿入・削除・結合と、セルのクリア! 

 1. セルの挿入削除結合 

 2. セルのクリア(5種類あり) 


  「広告」  
 


 (40) セルの挿入・削除・結合と、セルのクリア! 


Excel メニューバーの [ヘルプ] - [更新プログラムのチェック] にて、適用されていないアップデートがあれば行ってください。 

Excel 2016 for Mac 環境での説明となりますので、 Mac版 Excel 2011 では( VBA が利用できますが )同じ結果にならない場合があるかもしれません。

現状、 VBE 内で日本語を記述すると(貼り付けのみ可能な場合あり)乱れたり、保存時にクラッシュすることが多いため、 VBAコード は「未変換の英数字のみ」で記述してください。(テキストエディタからの貼り付けは可能)

今回は、コードのみの説明となります!


 1. セルの挿入・削除・結合 


Range("A1").Insert xlShiftDown
Range("B3:D4").Delete xlShiftToLeft

Range("A1:B2").Merge Range("A1:B2").Merge True
セル(範囲)の挿入は Rangeオブジェクトの Insert メソッド、(同)削除は Delete メソッド を用いる。

セル「挿入」時の 定数説明
xlShiftToRight右に移動
xlShiftDown下に移動

セル「削除」時の 定数説明
xlShiftToLeft左に移動
xlShiftUp上に移動


セル範囲の結合・解除は、 Rangeオブジェクトの Merge メソッドを用いる。
メソッドの引数が True の場合「セル範囲の解除」で、 False  の場合「セル範囲の結合」となる。
( False の場合は省略可能)


 2. セルのクリア(5種類あり) 


Cells.Clear
Range("A1").ClearContents
Range("B1:B3").ClearFormats
Range("C1:E1").ClearComments
Range("F1:H3").ClearOutline

セル(範囲)のクリアは、 Rangeオブジェクト(Cellsプロパティ)の 以下5種類の メソッドを用いる。
セル(範囲)として Cells を指定すると、 ActiveSheet の全セルが対象となる。

セルをクリアする メソッド説明
Clear全てをクリア
ClearContents数式と文字列をクリア
ClearFormats書式をクリア
ClearCommentsコメント文をクリア
ClearOutlineアウトラインをクリア


次回も、セル参照に関して 説明します


お疲れ様でした!


現状、 VBE 内で日本語を記述すると(貼り付けのみ可能な場合あり)乱れたり、保存時にクラッシュすることが多いため、 VBAコード は「未変換の英数字のみ」で記述してください。(テキストエディタからの貼り付けは可能)





最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ぜひ、右側の「人気ブログランキング」投票に ご協力ください。
また、お越しくださいませ。
// アタル

  「広告」