29W (14.5V・2A) 純正ACアダプタと比べ2倍の充電時間(約4時間30分)が必要か?
「廉価品(約70$→6千円)」初の USB-Cポート 搭載モバイルバッテリーで、 USB PD 対応等 ANKER には今後も期待したい。
USB-Aの2ポートと併せ3ポート同時出力可能だが、合計6Aまで(ポート毎 USB-C最大3A、 USB-A最大2.4A )。また、2.4A以上入力だと 8時間で PowerCore+を 満充電可能(MacBook 12インチからも、充電可)
2015/12/07 「 Anker PowerCore+ 20100 USB-C 」と「 Anker PowerCore+ 26800 」が発売!
元ネタは以下の2サイトから…
【9to5Mac.com】Review: Anker’s PowerCore+ 20100 can fully recharge your iPad Pro or 12″ MacBook, with battery power to spare
【Amazon (us) 】ANKER PowerCore+ 20100 USB-C
Nexus5X ・ Nexus5P の付属純正 AC充電器(アダプター)は、 USB-C to USB-C ケーブルとの組み合わせで 5V・3A を給電する。
Anker PowerCore+ 20100 USB-C も USB-C ポートから 5V・3A を給電するため、同ユーザーにとっては ベストな モバイルバッテリー のはずだ!
記事執筆のため、翻訳した文章を以下に貼っておく。
筆者の翻訳や元ネタが間違っていたら、申し訳ない。
Anker PowerCore+ 20100 Review 翻訳
Anker の PowerCore+ 20100 モバイルバッテリーは、スペアのバッテリー電源として、あなたの iPad Pro または MacBook 12インチ 2015 を完全に充電することができる。
11/16時点、Amazon(US) でほぼ70$
12/07、日本版 Amazon にて約6千円で発売開始。
2015/12/07 「 Anker PowerCore+ 20100 USB-C 」と「 Anker PowerCore+ 26800 」が発売記念セールで千円引き!
( PowerCore 20100 は USB-Cポート非搭載の別機種のため、注意が必要 )
charge up to 2.4A per port (3A with USB-C).
===充電可能回数===
iPad Pro 1回
MacBook 12’’ 1回 15W ( 5V・3A) [注] MacBook 12'' 添付の USB-C to USB-C ケーブルを利用
iPad Air 2回
iPad mini 2回
iPhone 4回以上
- 最新の ANKER バッテリーは、余裕で iPad Pro あるいは MacBook 12’’ を0%から100%まで完全充電可能。
- (プラスチックに比べ)高級感のある黒のアルミフレームを採用。
- USB-C ポートと USB-C ケーブルが付属
- iPad 用 12WのACアダプターか、Anker の (Hubタイプでない)ACアダプターを利用すれば、2.4A (5V) でPowerCore+の充電が8.3時間で(高速に)可能。
- コンパクトかつ大容量を実現
Anker PowerPort USB recharging hubs でも8時間で3/4の充電が可能。(通常より、20%速い)高速リチャージ
USB-C to USB-C ケーブルを用いて 当バッテリーを 充電(入力)する場合の対応「電圧・電流」が不明だ。
判っているのは、純正 USB-C to USB-C ケーブルを用いて、MacBook 12インチ の内蔵バッテリーを利用し 当バッテリーを充電(入力)可能だということだけ!
ちなみに、 MacBook 12インチ 同士を 2台接続すると、後に接続した MacBook 12インチ を充電可能らしい。
USB-C to USB-C ケーブルって、最新の規格なので便利だ!
MacBook 12インチ 付属 14.5V・2A (29W) AC充電器を用いて PowerCore+ 20100 USB-C を半分の4時間位でで充電できると良いのだが、どうやら 5V or 5.2V ・2.4A の 12W のみの対応で約8時間必要。
リチウムイオンバッテリーは 内部的に 3.7V のセルがほとんどで 5V程度の入力(充電) が望ましいこと(QC2.0入力でも 9V・2A のみ対応)も理解してはいるのだが…
その関係で、同梱される充電用ケーブルは USB-C to USB-A ケーブル らしい。
出力の向上
「USB-A」x 2 + 「USB-C」x 1 、3ポート合計で 6A の出力可能。
ただし、1ポート当たりの出力は「USB-A」は最大2.4A
つまり、「USB-C」で最大3A 使用時、残りの「USB-A」2ポートで計3Aしか供給できない点に注意すること。
また、 PowerCore+ の充電中は、他の機器に電力供給不可。
マイクロUSB(入力)ベースのPowerCore 20100 と異なり、
PowerCore+ 付属のUSB-A to USB-C ケーブルを利用して、ACアダプターの USB-AポートからUSB-Cポートに接続してPowerCore+の充電が可能。
(MacBook 12’’ は MacBook 付属 USB-C to USB-C cable を利用)
USB-Cポートは1ポートのみだが、入力/出力 双方向にモード切替が可能。
USB-Cポートに接続し何も操作を行わないと、USB-Cポートは PowerCore+ 充電の入力モード。
電源インジケータボタンを押したままにすることにより、USB-C 出力モードに切り替わる。
再度押したままにすると、USB-C 入力モードに戻る。
MacBook 12’’ から PowerCore+ 20100 を充電可能
逆に、PowerCore+ 20100 から MacBook 12’’ を充電可能
38.5Wh iPad Pro を0%から100%まで充電しても、「PowerCore+ の電池残量は 30%以上」らしい。
iPad Air 2 なら、 同 45% 以上 残るとのこと。
MacBook 12’’ 39.7Wh でも、余裕で完全充電が可能。
値段は 70$ と高い。(日本での販売価格は未定)
12/07、日本版 Amazon にて約6千円で発売開始。
2015/12/07 「 Anker PowerCore+ 20100 USB-C 」と「 Anker PowerCore+ 26800 」が発売記念セールで千円引き!
ANKER PowerCore+ 26800 は USB-Cポート無しで、従来のMicroUSB入力(充電)ポートモデルだ!
仕様的には QC2.0 入出力対応(ただしUSB-Aの3ポート中、1ポートのみ)で、PowerCore+ 10050 の「大容量・3ポート」モデルとなる。
590g はちょっと重いか?
QC2.0 入力(充電)用 9V・2A (18W) の AC充電器が同梱する。 同充電器利用でも、 ANKER PowerCore+ 26800 を 0→100%まで 満充電するのに 8〜9時間かかるが…
iPhone 用の 5V・1A (5W) 充電器なら、単純計算だと 3.6倍で 24時間 以上か?
前述のとおり、PowerCore+ 20100 USB-C でも「同梱 USB-C to USB-A ケーブルと 5V・2.4A入力」条件だと、満充電するのに8時間必要だ。
ANKER PowerCore+ 10050 で MacBook 12インチ を 60%分充電可能 という経験則から、同仕様の 26800 だと、1.6回 充電可能と予測できる。
ANKER PowerCore+ 20100 USB-C は、USB-C to USB-C ケーブル利用だと 5V・3A (15W) 出力(給電)かつ (USB-C to USB-A ケーブルよりも)充電効率が良いはずなので、単純計算の 1.2回 よりも多く充電できる可能性がある。
QC2.0 入力を利用しても 10,000mAh 相当を充電するのに約4時間かかり、重さも考慮すると…
【まとめ】
USB-Cポート 搭載モバイルバッテリーの発売をずっと心待ちにしていたが、 USB-Cポート の「 最大供給出力 5V・3A 」 には正直 がっかりした。
「 14.5V・2A 」ACアダプター付属の MacBook 12インチ ユーザーは、納得しないのではないか?
cheero の USB-C to USB-Aケーブル でも最大 5V・3A 対応ということは、USB-A ポートでも(当機種は最大2.4A だが…) USB-A の規格を超え 5V・3A 出力が可能なのだろう。
15W (5V・3A) だと、MacBook 12インチをフル充電するのに約4時間30分かかるらしい。
別途 USB-C to USB-A ケーブル を購入する必要はあるが、同 MacBook を4〜5時間で充電可能な 「 PowerCore+ 10050 」の方が Qualcomm Quick Charge 2.0 に入出力対応し重宝しそうな気がする。
ただし、 別途購入レビュー したが「 PowerCore+ 10050 」1個で充電可能なのは、+60% ほどだった。(約2時間30分にて!)
つまり、 0% から 100% まで充電するなら、「 PowerCore+ 10050 」が 2個 必要となる。
既に Nexus 5X ・ 6P が USB-C (USB3.1 Type-C) ポートを採用し、来年以降発売される Androidスマホも USB-C ポートが標準になりそうだが、 MacBook が Thunderbolt3 仕様の USB-C ポートに切り替わるタイミングもよく判らない。
ANKER の純正 USB-C to USB-A ケーブル が品薄のため、「 PowerCore+ 10050 」と cheero の USB-C to USB-Aケーブル を購入後レビューする予定…
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