記事キャッチ画像   まさにデジタル鉛筆か? Apple Pencil 、筆ペンのようなタッチまで表現可能! 

 1. Apple Pencil が秀逸、Smart Keyboard は??? 
 2. 4GBメモリで、10307mAhバッテリー 
 3. 薄いが、デカく重いので 置いて使うのを推奨 
 4. Split View 2画面同時再生不可 
 iPad Pro Wi-Fi 本体 713gSmart Keyboard 340g で 計1,053g のため、 MacBook 12インチ 2015920g より重いという現実!( Cellular モデルは +10g
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  まさにデジタル鉛筆か? Apple Pencil 、筆ペンのようなタッチまで表現可能! 


【 iPad Pro 】貧乏ブロガーのアタルが、またもや Apple Store で 30分レビューしてきました。
「本体のみ」「本体+Apple Pencil」「本体+Smart Keyboard」の3パターン展示のため、日曜で混んでいて計30分ほどレビューするために、一時間半位かかりました(笑)

 1. Apple Pencil が秀逸、Smart Keyboard は??? 

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アナログだろうがデジタルだろうが、筆者の字の下手さはごまかせない。

Apple Pencil は太さ約1cm長さ約18cm のボールペン形状だが、傾きセンサー内臓で 20g の軽さを実現しており、まさに「デジタル鉛筆」だ。
デジタルで「紙と鉛筆」を実現しようとするアップルの本気度が伺えるデバイス。
それ位気にいったわけだが、現状 iPad Pro 専用デバイスのため 他の iPad や iPhone では最新のものでも使えないのは残念に思う。
次の iPad やできれば iPhone7 Plus にも対応してくれれば、約1万円叩いても惜しくはない。
アプリにもよるみたいだが、「メモ」アプリではタイムラグ無しでダイレクトに書ける!
鉛筆を選択すると、ペンではなく鉛筆で書いたみたいな線が表示され、イイ感じ。
筆圧だけでなく傾きを検知するので、筆ペンのように寝かせて書くと太さや濃淡の表現が可能。
Apple Pencil は「お絵かき専用」だと思っていた筆者の考えは浅はかだったようで、Smart keyboard 無しなら(仮想キーボード入力より) 手描きメモ の方が手っ取り早い。
Siri にお願いする手もあるが、人が居るところでは何かと恥ずかしいものだ…

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Smart Keyboard
は英語キーボードのみで、当面、日本語キーボードの発売予定は無い。
シリコン素材のように見えるが、丈夫なファブリック素材だ。
本体側面の Smart Connector
マグネットで接続し、折り畳むとキーボードの厚みが4mmあるが Smart Cover と同じ形状になる。

iPad pro 専用キーボードではあるが、ホーム画面に戻るための「ホーム」キーは存在せず、店員さんが [shift] + [command] + [H] と教えてくれた。
iOS9 から 英語/日本語 切り替えは [command] + [space] から [control] + [space] に変更された事も。
iOS9 になってからキーボード接続せず知らなかったが、指が覚えているのでこれは不便だ。
ただし、
 英語/日本語 切り替え は画像の赤枠で示したとおり、「地球儀マーク」の専用キーが新たに付加されている。
で、
[command] + [space]スポットライト検索に変更され、2度押すと「ホーム」キーとなる。
アプリの切り替えは、Mac と同じ [command] + [tab] が使えて一安心。

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キーボード入力のしやすさだが、慣れによる所が大きいので正直、人によると思う。
筆者は MacBook 12インチ 2015 のキータッチに慣れてしまったので、違和感がある。
薄さ 4mm だが剛性があり、 MacBook 12インチ 2015 のキーボードストロークのない(浅い)キーボードをファブリック素材で包んで盛り上げたような感じだ。
剛性とキーボードストロークは、 MBP のキーボードと MacBook 12インチ 2015 のキーボードの中間といったところか?
Apple Store 等で実際に叩いた後での購入をオススメする。
なお、広告を付けた Logicool の バックライト付き iPad Pro 専用キーボードは MBP と打ち心地が似ているそうだ。


 2. 4GBメモリで、10307mAhバッテリー 

iFixit によると、LPDDR4の 4GBメモリ 搭載のため、何もかもサクサク動く。
バッテリーも 10307mAh と薄さからするとかなりの量を搭載している。
四隅に計4つ搭載されたスピーカー出力は、本体の向きにより自動的にステレオ出力となるよう制御され、音量もなかなかのものだ。


 3. 薄いが、デカく重いので 置いて使うのを推奨 

とっても薄いが、 iPad Pro Wi-Fi 本体 713g + Smart Keyboard 340g で 計1,053g のため、 MacBook 12インチ 2015 の 920g より重いという現実!( Cellular モデルは +10g )を忘れてはならない。
何十分も持ってられないはずなので、基本置いたまま使う事を推奨する。
12.9インチ 画面でデカいが、「2,732 x 2,048ピクセル解像度、264ppi」ディスプレイは本当にキレイだ。
Split View で2画面分割した場合に、12.9インチ 画面は一番効果を発揮する
iPad mini4 は当然だが、 iPad Air 2 でも「 2画面 Split View 表示」は見づらい時がある。


 4. Split View 2画面同時再生不可 

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iPad Air2
以降発売の iPad のみ Split View に対応しており、iPad mini4 iPad Air2 で「2画面同時再生」できないことを以前にレビューした。
ちなみに、 iPad Air 無印  iPad mini3 だと、 Slide Over のみ対応。

残念ながら、 iPad Pro でも「2画面同時再生」NGだった。
「ビデオ」アプリを再生開始すると Safari 表示の YouTube 動画再生が停止し、逆に Safari 表示の YouTube 動画再生を開始すると、「ビデオ」アプリの再生は停止する。

メモリは半分だが、プロセッサやグラフィックのベンチマーク結果だと MacBook 12インチ 2015 を超える iPad Pro ではあるが、 iOS9 の仕様が変更されないとNGのようだ。
Apple発表会の現地中継と同時通訳を、 Split View を利用して iPad 1台で済ますのはまだまだ先のようである。


キーボード入力が苦手な方は iPad Pro の選択肢も、有りかもしれない。
もちろん、スケッチやイラストを書く方も…
そうでなければ、価格も安くないし MacBook の方が汎用性が高いはずだ。
価格がネックのため、どちらかといえば企業用途向けなのか?
Apple と IBM の提携により、 IBM は企業用アプリ開発を担う事になっているので…


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// アタル
 

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