
El Capitan アップデート後の Excel 2016 for Mac 動作確認(VBA)
(1) モジュールの追加・モジュール名変更が可能になったため、関数( Function )が追加記述可能に!
(2) ライブラリファイルの「参照の追加」が可能に!
(3) 「ボタン」クリックで、VBAコードが呼び出し可能に!
Excel 2016 for Mac [VBA入門]、始めました!(Mac向けVBA 説明が少なくて…)
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El Capitan アップデート後の Excel 2016 for Mac 動作確認(VBA)
OS X El Capitan 10.11.1 で Office 2016 for Mac クラッシュ不具合が改善されたということで、 Excel 2016 for Mac の追加動作確認(VBA)を行った。
なお、Office 2016 for Mac の Excel と Word において相変わらずクラッシュする報告があったが、今のところ 遭遇していない。
もっとも、 Yosemite 時から続く「 VBA 関連のクラッシュ不具合 」は除くが…
Windows版と比べると、Mac版の VBA制限は少なくはない。
ちなみに、Office 2016 for Mac は Office 2013 for Windows のMac版リリースに Retina 対応を加えたバージョンの認識で良い。
(1) モジュールの追加・モジュール名変更が可能になったため、関数( Function )が追加記述可能に!

右クリックから、「モジュール・クラスモジュール」の追加が可能に!
もちろん、削除も可能。

「モジュール4」が追加された!

「モジュール名の変更」も可能!

1行も記述のないモジュール内に、関数( Function ) の VBAコード を追加した。
赤枠内で示したとおり、イミディエイトウィンドウから 「?」 あるいは 「Debug.Print」にてプロシージャの実行や変数値の参照が可能だ。
(2) ライブラリファイルの「参照の追加」が可能に!
VBAのウィンドウ( VBE : Visual Basic Editor ) の左下にある「参照の追加…」にて。


(3) 「ボタン」クリックで、VBAコードが呼び出し可能に!
できないと思っていた「ボタン」クリック時のマクロ新規作成が、マクロ名から日本語を省くことで可能だと判明!

マクロを保存するファイルを選択した後、マクロ名を「 Button1_Click 」などの 日本語を省いた英数字のみ に変更して「新規作成」ボタンをクリック。

自動追加された「Module4」内に作成された「 Button1_Click 」Sub プロシージャにコードを記述した。
コードの内容はあまり意味のないものなので、気にしないで欲しい。

「ボタン」クリックでVBAが起動され、「 MsgBox 」ステートメントにてコードの中断も可能だ!

上記 Sub プロシージャ を 下線の「 Call 」ステートメントで呼び出しも可能!
VBAコード内で日本語を記述すると(貼り付けは可能)乱れたり、保存時にクラッシュすることが多いが、VBA開発において最低限の環境が整ったようである。
関数( Function プロシージャ ) が自由に記述できるようになったのは大きい。
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// アタル
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