iOS9 以降にアップデートした iPhone ・ iPad ・ iPod と、Mac(Book) は OS X 10.11 El Capitan 以降で、「メモ」アプリの新機能の「写真（画像）の貼り付け」や「スケッチ（手描き画像の貼り付け）」、「箇条書き」等のフォーマット指定が可能になる。

「ボイスメモ」のアクションボタンから「メール」や「メッセージ」に添付する方法で、「メモ」にも「ボイスメモ」が貼れるようだ。

文字書式も「ボールド（太字）」・「イタリック（斜体）」・「アンダーライン（下線）」が指定できるが、なぜか「アンダーライン」は指定しても反映されない。

上記OSのバージョン条件を満たせば、iOS のデバイス と Mac(Book) 間で、新機能を含めたメモ内容はもちろん同期される。
お手持ちの アップル製品 が全て条件を満たせば、「メモ」アプリの新機能に切り替えて欲しい。
OSアップデート後に「メモ」アプリを初起動した際も「新機能」を使うかどうか聞かれたはずで、その時に以前の文字のみの「メモ」を選択された方も、後日「新機能」に切り替えが可能だ。

筆者も「 Office 2016 for Mac クラッシュ問題 」のため Mac mini 2014 のみ OS X El Capitan にアップデートできず、（同期されないため）「メモ」アプリの新機能 を使えなかった。


　iPhone 6s　( iOS9.1 )　

メモに画像が含まれていれば、右端にサムネイル画像も表示される。


「本文」以外のフォーマットとして、「タイトル」「見出し」「箇条書きリスト」「点線付きリスト」「番号付きリスト」が選択可能。




画面下の４つのアイコンは、左から順に「メモの削除」「写真（画像）添付」「スケッチ（手描き画像）添付」「新規メモ作成」。


赤枠のアイコンは、左から順に「箇条書き」「フォーマット選択」「写真（画像）添付」「スケッチ（手描き画像）添付」「削除」。
文字書式、「ボールド（太字）」と「アンダーライン（下線）」はきちんと反映されるが「イタリック（斜体）」を指定しても反映されず。
フォントによっては可能なのかもしれない。


「本文」以外のフォーマットとして、「タイトル」「見出し」「箇条書きリスト」「点線付きリスト」「番号付きリスト」が選択可能。




「定規」で線がキレイに引ける！
（「細字ペン」「太字ペン」「鉛筆」「定規」「消しゴム」ツールが用意）


２本指の画像回転操作のように、「定規」の角度を変更できる。（変更時にxxx度と角度も表示）
【色パレット１】


【色パレット２】

 
【色パレット３】


　iPad Air 無印　( iOS9.1 )　

やはり、イタリック（斜体）が反映されず。




　Mac mini 2014　( OS X El Capitan 10.11.1 )　

やはり、イタリック（斜体）が反映されず。
Mac mini のみ 写真画像が汚くなるのは、なぜだろう？



「メモ」アプリの今回の機能追加で OneNote や Evernote より手軽で、便利になったと思う！

他のレビューにもあったとおり、写真（画像）貼り付けした物の上に「手描き」できるようになれば、更に便利だろう。

筆者は今後 OneNote や Evernote の利用が少なくなりそうだ。
デバイス間のファイル同期は、（ iCloud 容量が足りない方は） Dropbox や OneDrive を使用したほうがマルチデバイス対応を含め同期も速く便利だと思う。

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// アタル