(1) El Capitan アップデート後、ブラウザを使用すると CPU使用率 がヤバイので、「SSL・ルート証明書」を全更新してみた!
(2) かなり効果はあるが、El Capitan は Yosemite と比べると CPU使用率が高いようだ。
(3) ブラウザの「SSL・ルート証明書」を全更新する方法を説明する。
ただし、「キーチェーン」の全データを削除するので、「キーチェーン」利用者にはあまりオススメできない。
【続編】El Capitan と「ウイルスソフト」との相性問題が判明!
【筆者】ウイルスバスター for Mac OS X El Capitan ハング対応パッチ 適用方法!
Wi-Fi接続 のパスワードを含めた「全てのパスワード」が削除されるため、各種パスワードを思い出してから実行して欲しい。
(2) かなり効果はあるが、El Capitan は Yosemite と比べると CPU使用率が高いようだ。
少なくとも CPU使用率が 100% 近くになる「CPU使用率異常」は無くなるが、 El Capitan は Yosemite より 若干 CPU利用率 が高いような気がする。
結果、 CPU温度 も上昇するようだ。
CPU温度 を監視・制御するための無料アプリは、 「 Macs Fan Control 」 がオススメ!
(3) ブラウザの「SSL・ルート証明書」を全更新する方法を説明する。 ただし、「キーチェーン」の全データを削除するので、「キーチェーン」利用者にはあまりオススメできない。
電源オン直後、Launchpad 内の「その他」内にある、「ターミナル」アプリを起動する。
mv ~/Library/Keychains Keychains.org
上記行を [command]-[C] 後に「ターミナル」アプリ内で [command]-[V] を行うか、(小文字 / 大文字も含めて)間違えないようキーボード入力ください。
そして、 [return] キーを押すと、コマンドが実行される。
このUnixコマンドの意味は、ホームディレクトリ(〜)内の「Library」ディレクトリ内の「Keychains」ディレクトリを丸ごと、カレントディレクトリ内に「Keychains.org」のディレクトリ名で移動。
つまり、実際は削除ではなく、別のディレクトリ名でバックアップ済み。
ちなみに、Unix や MS-DOS ではフォルダのことをディレクトリと呼ぶ。
もしも、元の状態に戻したい場合は…
電源オン直後、「ターミナル」アプリを起動して、以下の2行を連続して実行!
( 1行毎に、 [return] キーを押すこと )
現状のKeychainsディレクトリは、「Keychains.bak」のディレクトリ名で移動。
mv ~/Library/Keychains Keychains.bak
mv Keychains.org ~/Library/Keychains
ls -agl
そして、 [return] キーを押すと、コマンドが実行される。
きちんと移動されたか、ホームディレクトリ(〜)内のファイルをリスト表示。
( cdコマンドでチェンジディレクトリしていないため、カレントディレクトリとホームディレクトリは等しい)
赤線の通りに表示されたら、元の「Library」ディレクトリ内の「Keychains」ディレクトリは無くなったということ。
MS-DOS だと、dir /w 相当のコマンドで、行左端が「d」表示の場合はディレクトリを示す。
次に Safari 等のWebブラウザを起動すると以下画面が表示されるため、指示通りに行ない「Keychains」ディレクトリを再作成する!
「キーチェーン」を使用していない方は、Apple ID と同じパスワード で良いでしょう。
ブラウザを含め、全アプリを終了します。
(その過程で Apple ID や 同パスワードが求められた場合は、入力する)
次に、Mac(Book) を再起動します!
Apple ID のパスワードを入力して、iCloud に接続します!
上画面が表示されたら、左上の「赤丸」ボタンで閉じます。
Microsoft アカウントと同パスワードで、 OneDrive に接続します!
( OneDrive を利用していた場合のみ )
以前に設定していた「OneDrive」用フォルダを再指定します!
念のため、再起動を行ないます!
「キーチェーンアクセス」アプリを起動すると、先頭画面のように「ルート証明書」の復活が確認可能。
これで、少なくとも、CPU使用率が 100% 近くになる現象は無くなるはずです!
ぜひ、右側の「人気ブログランキング」投票に ご協力ください。
また、お越しくださいませ。
// アタル
(2) かなり効果はあるが、El Capitan は Yosemite と比べると CPU使用率が高いようだ。
(3) ブラウザの「SSL・ルート証明書」を全更新する方法を説明する。
ただし、「キーチェーン」の全データを削除するので、「キーチェーン」利用者にはあまりオススメできない。
【続編】El Capitan と「ウイルスソフト」との相性問題が判明!
【筆者】ウイルスバスター for Mac OS X El Capitan ハング対応パッチ 適用方法!
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【筆者】この問題の発端は、こちら!(1) El Capitan アップデート後、ブラウザを使用すると CPU使用率 がヤバイので、「SSL・ルート証明書」を全更新してみた!
【Qiita】El Capitan アップデートした際にCPUの使用率が高くなる筆者は「キーチェーン」を使用していないので「キーチェーン」関連のデータが丸ごと消えても問題無いが、「キーチェーン」を使用している方は注意が必要。
Wi-Fi接続 のパスワードを含めた「全てのパスワード」が削除されるため、各種パスワードを思い出してから実行して欲しい。
(2) かなり効果はあるが、El Capitan は Yosemite と比べると CPU使用率が高いようだ。
少なくとも CPU使用率が 100% 近くになる「CPU使用率異常」は無くなるが、 El Capitan は Yosemite より 若干 CPU利用率 が高いような気がする。
結果、 CPU温度 も上昇するようだ。
CPU温度 を監視・制御するための無料アプリは、 「 Macs Fan Control 」 がオススメ!
(3) ブラウザの「SSL・ルート証明書」を全更新する方法を説明する。 ただし、「キーチェーン」の全データを削除するので、「キーチェーン」利用者にはあまりオススメできない。
電源オン直後、Launchpad 内の「その他」内にある、「ターミナル」アプリを起動する。
mv ~/Library/Keychains Keychains.org
上記行を [command]-[C] 後に「ターミナル」アプリ内で [command]-[V] を行うか、(小文字 / 大文字も含めて)間違えないようキーボード入力ください。
そして、 [return] キーを押すと、コマンドが実行される。
このUnixコマンドの意味は、ホームディレクトリ(〜)内の「Library」ディレクトリ内の「Keychains」ディレクトリを丸ごと、カレントディレクトリ内に「Keychains.org」のディレクトリ名で移動。
つまり、実際は削除ではなく、別のディレクトリ名でバックアップ済み。
ちなみに、Unix や MS-DOS ではフォルダのことをディレクトリと呼ぶ。
もしも、元の状態に戻したい場合は…
電源オン直後、「ターミナル」アプリを起動して、以下の2行を連続して実行!
( 1行毎に、 [return] キーを押すこと )
現状のKeychainsディレクトリは、「Keychains.bak」のディレクトリ名で移動。
mv ~/Library/Keychains Keychains.bak
mv Keychains.org ~/Library/Keychains
ls -agl
そして、 [return] キーを押すと、コマンドが実行される。
きちんと移動されたか、ホームディレクトリ(〜)内のファイルをリスト表示。
( cdコマンドでチェンジディレクトリしていないため、カレントディレクトリとホームディレクトリは等しい)
赤線の通りに表示されたら、元の「Library」ディレクトリ内の「Keychains」ディレクトリは無くなったということ。
MS-DOS だと、dir /w 相当のコマンドで、行左端が「d」表示の場合はディレクトリを示す。
次に Safari 等のWebブラウザを起動すると以下画面が表示されるため、指示通りに行ない「Keychains」ディレクトリを再作成する!
「キーチェーン」を使用していない方は、Apple ID と同じパスワード で良いでしょう。
ブラウザを含め、全アプリを終了します。
(その過程で Apple ID や 同パスワードが求められた場合は、入力する)
次に、Mac(Book) を再起動します!
Apple ID のパスワードを入力して、iCloud に接続します!
上画面が表示されたら、左上の「赤丸」ボタンで閉じます。
Microsoft アカウントと同パスワードで、 OneDrive に接続します!
( OneDrive を利用していた場合のみ )
以前に設定していた「OneDrive」用フォルダを再指定します!
念のため、再起動を行ないます!
「キーチェーンアクセス」アプリを起動すると、先頭画面のように「ルート証明書」の復活が確認可能。
これで、少なくとも、CPU使用率が 100% 近くになる現象は無くなるはずです!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ぜひ、右側の「人気ブログランキング」投票に ご協力ください。
また、お越しくださいませ。
// アタル
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コメント
コメント一覧 (3)
とても参考になりました。おかげさまでファンがブンブンも止まりました。
僕の場合は、
キーチェーンアクセス> で、
Verisign の証明書の一つ(ログイン)が、見ようとするとアクセス出来なかった。見ようとするとそれで、キーチェーンアクセスがハングする状態でした。
verisignで検索>出てきた一覧を選択>右クリックで削除
としたところ、一部が削除され、削除できないものも一部ありました。(UNIXなんとかでは削除できない、旨のエラーがでました。)
当該の、見ようとするとハングするVerisignのログイン証明書?が削除されたので、操作を終えて、リスタートした所、すっかりファンが落ち着きました。
ということで、僕の場合は、キーチェーンアクセスすべてを再構築までしなくて済んだので、参考までに共有しておきます。
ありがとうございました!
ある程度解っている方なら個別対処も可能だと思いますが、
取り敢えず「手っ取り早く」回避する方法をブログに掲載しました。
キーチェーンを利用されてる方は、個別対処がオススメです。
アタルさんの記事がよくまとまっていて、自分で確かめながら活用できたので、とっても助かりました!
多くのケースに役立つという意味で、今の記事はバッチリです!