「 MacBook 12インチ 2015 」 エントリーモデル を購入してから約一月半経過したので、購入したアクセサリやグッズ等も含め、何回かに分けてレビューする。 

本日のテーマは、 パフォーマンス・消費電力・ファンレス  

欠点であるパフォーマンス(処理能力)と、それと相反する消費電力について語る。

レビュー(1) で最初に書いたが、「 MacBook 12インチ 2015 」 は残念ながら万人向けのモデルではない
外でも家でも1台の Mac で何でも済ますのであれば、 MacBookPro 15 インチ
それが重く感じるのなら、MacBook Pro 13インチ をオススメする! 

(複数パソコンを所有しているユーザーのメインパソコンを母艦と呼ぶが)
パフォーマンスのみ割り切れるのであれば、母艦持ちの2台目(ノートブック)パソコンとして最適だ
持ち歩きに際し、重さも 容積も 申し分ない1台である。

あと、「ブログ書き、ネットサーフィン、メール、たまに動画鑑賞」程度のライトユーザーであれば、「 MacBook 12インチ 2015 」 1台のみで問題ない
置き場所が取れない方と、文句無しに美しいため(パソコン)デザインを優先する方にもオススメとなる!
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 インテル Core M プロセッサ のパフォーマンス(処理能力) 
 ベンチマークによる比較は他の記事を参照して頂き、筆者の実感を伝える。
なお、筆者所有の Mac mini 2014 松モデル との比較となる。
Mac mini は、2.8GHz Intel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)プロセッサだ。
SSD(121GB) + HDD(1TB) 構成の Fusion Drive ストレージを持ち、OS X のほとんどがSSDに格納されるため、起動自体も SSD ストレージのみの MacBook と較べて大差ない
まあ、昨年秋に発売されたモデルのため、そこそこの性能を誇る。

 で、上記 Mac mini と比較して、予想していたよりはキビキビと動くのだ。
Apple による最適なチューニングと、8GBメモリ が効いているのであろう!


動画編集やレンダリング等のCPUを酷使するアプリでなければ、少し反応が鈍い程度で実用上問題ない。
GPU も最新型のため、MP4M2TS 動画は ハードウェアエンコーディング されるのか、フルHD(1920x1080)サイズの視聴でも全く問題無かった。

 他レビューでは、MacBook Air の 80%ほどの ベンチマークとのことである。 
Core M は本来、ノートPCとしてもタブレットとしても使える 2in1タイプ の端末用に設計された低消費電力のプロセッサである。

SSD(256GB) のエントリモデルは、1.1GHz Core M(Turbo Boost使用時最大2.4GHz
SSD(512GB) モデルは、1.2GHz Core M(Turbo Boost使用時最大2.6GHz
CTO では、1.3GHz Core M(Turbo Boost使用時最大2.9GHz)が選択できるが、トラックパッド横などかなり熱を持つらしい。(じんわり熱くなる程度で、もちろん火傷する程ではない)
なぜなら、 Core M プロセッサには 通常、 ファン が付いていないからだ!
1台持ちで、少しでも長く使う計画であれば、1.3GHz Core M も有りだ
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 ↑ こんなに小さいロジックボード(マザーボード)!
残念ながら、CPU、メモリ、SSDはすべて半田付けされており、交換は不可能


 消費電力とファンレス 
1.1GHz Core M プロセッサの消費電力は、何と 6ワット である。
13インチMacBook Pro Retina28ワット11インチMacBook Air 15ワット と比較しても半分以下だ。
プロセッサの世界では「省電力」は「熱を出さない」と同義であるため、
アップル初のファンレス パソコンをも誕生させた!

ノートパソコン使用時、夏場の夜中だと ファンがブンブン回ってうるさいと思った方がいるのでは?
「 MacBook 12インチ 2015 」 はファン自体が無いので、夜中でも無音の世界となる。
ただし、ある温度を超えると警告が出てまともに動かなくなるのでエアコン冷却は必要である。
高温下と低温下での使用はバッテリーにも負荷をかけるので、気温が30度を超えたらスイッチON…
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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また、お越しくださいませ。
// アタル 


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